歴史・文化

隠岐をもっと好きになる

知れば知るほど感慨深い隠岐の歴史

うしつき

牛突き

日本最古で約800年の歴史を持つ伝統文化

約800年前、隠岐へご配流となった後鳥羽上皇をお慰めするために島の人々が始めたのが起源とされる隠岐の牛突き。 全国的にみてもわずかに残るのみとなった闘牛の伝統。巨体の雄牛どうしがぶつかり合う大迫力の牛突き大会は、島が熱くなる、島の者が誇る伝承なのです

大会一覧

年に3回行われる本場所大会における勝負は、一方の牛が逃げ出すまで続きます。時には一時間以上続く大熱戦も。本場所大会以外にも年に数回牛突き大会は行われています。

初場所牛突き大会
日本最古約800年近い伝統を持つ隠岐の牛突き。1トンもの巨体がぶつかり合う、鋭く激しい音がドーム中に響き渡る。人と牛が一体となった攻防戦がご覧に頂けます。
開催日
毎年1月第2日曜日
開催場所
隠岐モーモードーム
開催時間
アクセス
西郷港から車で約10分
駐車場
備考
しゃくなげ祭り牛突き大会
隠岐の花である「オキシャクナゲ」と伝統文化の「牛突き」をぜひご覧ください
開催日
毎年5月4日
開催場所
姿沢牛突き場
開催時間
アクセス
西郷港から車で約30分
駐車場
備考
夏場所牛突き大会
毎年8月15日に開催される伝統の本場所大会 ※2021年夏場所大会は新型コロナウイルス感染症拡大防止のため中止となりました
開催日
毎年8月15日
開催場所
隠岐モーモードーム
アクセス
西郷港から車で約10分
駐車場
お問合せ
隠岐の島町観光協会 TEL:08512-2-0787
備考
八朔牛突き大会
夏の終わり島が一番熱くなる大会
開催日
毎年9月1日
開催場所
佐山牛突き場
開催時間
駐車場
お問合せ
隠岐の島町役場観光課 08512-2-8575
備考
一夜嶽牛突き大会
一年最後の本場所大会
開催日
毎年10月13日
開催場所
一夜嶽牛突き場
開催時間
土俵入り13:00(予定)
アクセス
西郷港から車で約50分
お問合せ
隠岐の島町役場観光課 08512-2-8575
備考
上西神社奉納牛突き大会
秋の上西神社への奉納
開催日
2019年11月10日(日)
開催場所
上西神社外苑牛突き場
開催時間
土俵入り13:00~
アクセス
西郷港から車で約45分
駐車場
お問合せ
隠岐の島町役場観光課 08512-2-8575
備考

【観光牛突き】

そんな伝統文化である牛突きを少しでも多くの方に体験して頂きたいとの事で「観光牛突き」行っております。観光牛突きでは、勝負をつけることが許されておらず、引き分けにて行います。今年も、よりたくさんの方に隠岐の牛突きに触れていただけるよう、多数開催中!

観光牛突き
開催日
不定期開催 ※下記の開催スケジュールをご覧ください。
開催場所
隠岐モーモードーム
開催時間
9:00~・14:30~ ※取組は、1番のみとなります。
アクセス
西郷港から車で約10分
駐車場
開催スケジュールは予告無しに変更する場合がございます。詳しくは、隠岐の島町観光協会(08512-2-0787)までお問い合わせ下さい。
備考
おきみんよう

隠岐民謡

隠岐の島町は全国に誇れる民謡の宝庫。その中でも代表的な隠岐しげさ節に合わせて毎年5月に島を挙げてのしげさパレードは圧巻!その翌日には、隠岐しげさ節全国大会を行っています。出前民謡公演や民謡体験も行います。

隠岐民謡体験
伝統文化に触れてみよう!お客様の宿泊のホテル・旅館などで隠岐の島の民謡が体験できます。講師と一緒に楽しみましょう。是非、ご利用下さい。
開催日
通年
開催場所
御指定のお宿さん
所要時間
60分
コース
●地方(じかた)の部[三味線・唄]
●踊りの部[①しげさ節の皿踊り、鍋ふた踊り ②キンニャモニャのしゃもじ踊り ③隠岐祝音頭の銭太鼓]
料金
地方・踊りの部ともに15,000円(指導員派遣料)
予約
要予約
お問合せ
隠岐の島町観光協会 08512-2-0787
備考
隠岐民謡公演
伝統文化に触れてみよう!お客様の宿泊のホテル・旅館などで隠岐民謡の公演を行えます。是非、ご利用下さい。
開催日
通年
開催場所
御指定のお宿さん
コース
●Aコース[30分:36,000円]
●Bコース[25分:33,000円]
●Cコース[20分:30,000円]
予約
要予約
お問合せ
隠岐の島町観光協会 08512-2-0787
備考
おきこてんずもう

隠岐古典相撲

必ず二回勝負で一勝一敗にし、勝利を分かち合う「人情相撲」

神社遷宮や大きなプロジェクトの完工など、住民共通の慶祝事業に伴って様々な場所で行われます。丸一日かける徹夜の大イベント!一晩の塩の使用量は多い時では1トンに及ぶ。同じ力士が2度連続して取り組み、先に勝った方が 2度目の勝ちを相手に譲る 「人情相撲」 でもあります。

役力士

大関・関脇・小結に加え、草結と呼ばれる役が座元・寄方それぞれにあり、最高位は大関。横綱は存在しない。これらの役にゆいた力士を「役力士」と呼ぶ。他の男性たちは「割相撲」と呼ばれる、300番にも及ぶ取り組みに出場する。役力士の選考基準は相撲の強さに加え、地域への貢献度や人格などが該当する。いくらそれらの条件を満たしていてもその時点で大会が開催されていなければ役力士を務めるチャンスがない。人柄・技術に加え運の要素も絡んでくる。

柱相撲

役力士が商品として授与されるのは、長さ約5mの太い柱。ここから隠岐古典相撲は「柱相撲」とも呼ばれる。この柱は持ち帰り家の軒下に吊るして飾られる。隠岐を歩く時は軒下の柱にも注目してみると面白い。

軒下の柱の謎

「まさか相撲で泣くなんて」という名言を生みだした映画「渾身KON-SHIN」

島根県出身の映画監督、錦織一清監督がメガホンを取り、劇団EXILEの青柳翔さんが主演を務めた作品「渾身KON-SHIN」隠岐古典相撲を通して島と共に生きる家族の姿を描いたヒューマンドラマは、全編隠岐の島でロケが行われ、本番さながらの古典相撲が再現されています。